麻黄湯

症例

数日前より風邪のような症状だったが、突然39℃台の熱と悪寒が生じた。強い頭痛と共に節々が痛む。また軽く咳がある。汗をかいている様子はない。これより、麻黄湯を投与する。1,2日目は熱は下がらなかったが、3日目になってジワジワと汗ばみ、熱が下がっていく。

 

こんな症状が出たら服用しよう

 悪寒と共に頭痛、筋肉の痛み、関節痛がある。皮膚はサラサラとしていて、汗の出る気配はないときに用いる。インフルエンザの様な症状にも効く。

 

ポイント

麻黄湯により発汗を促すので、39~40℃台を示す。同時に咳を伴うことがある。

麻黄湯によりかえって悪寒が強くなったり、食欲が減退するときは服用を中止する。

③心疾患や動悸がある場合服用しない。服用後に動悸が生じた場合直ちに中止する。

④服用後に鼻血が出ることがあるが、その場合は予後が良い場合が多い。しかし、服用前に鼻血が出る場合注意する。

 

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