桃核承気湯

症例

産後、3年ほどしてから生理痛が起こるようになる。痛みは非常に強く、食事もとれないほどで、寝込んでいる。生理の出血量も少なくなった。

初めに桂枝茯苓丸を投与するが、3か月服用しても効果がない。そこで、生理の始まる2、3日前から桃核承気湯を服用すると楽になった。

 

こんな症状が出たら服用しよう

左下腹部に痙攣的な疼痛がある。また、脂ぎった顔色で赤黒いことが多く、ミミズがはったような出血痕のようなもの(細絡)が見える時もある。のぼせ気味で、便秘の症状が出ており、うっ血症状、生理不順などがある。気分がイライラしてくると物を投げつけたり、暴力をふるったりするが、治るとけろっと忘れている。

 

ポイント

①整理直前の痛みが激しい時に、桃核承気湯を服用し、痛みが去ったあと当帰建中湯などを服用すると軽快する。

 

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【第2類医薬品】ツムラ漢方桃核承気湯エキス顆粒 20包

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